0歳からの子連れ登山の始め方【ベビーキャリアに慣れる偏】

ベビーキャリアになれさせる アウトドア

0歳からの子連れ登山の始め方【ベビーキャリアに慣れる偏】

この記事はこういった人に向けて書かれています

ベビーキャリアを使用した登山をこれから始めようと思っている人

子供の腰が座り、そろそろ山に登りたくなってきた人

自分の実績としては高校時代山岳部に所属し、

競技登山の種目でインターハイ出場経験があります。

卒業してからも登山は続けており、子供が生まれてからも継続しています。

子連れ残自体の登山経験は数十回行っています。

先日、0歳から子連れ登山に連れて行っていた娘が10歳になりました

子供も一人で座れるようになると

そろそろ山に行けるんじゃないかと思ってしまいます。

実際に我が家では長女が10ヶ月の頃からベビーキャリアを使用して登山に行ってました。

今回は初めて子連れ登山を始める前に、やっておいた良いことを記載しました。

結論を先に書くと、『親子ともにベビーキャリアに慣れておくこと』です。

子供を背負う道具について【ベビーキャリア推奨】

背負う方法については色々とあります。

抱っこひも、スリング、背負子、ベビーキャリア等

結論としてはザックメーカーのベビーキャリアがおすすめです。

布でできたベビーキャリー(抱っこひも)について

スリングタイプなどと違い、子供をしっかりと固定されるので私自身も使用した経験があります。

ただ、運動量の多い山登りやハイキングとなると、下記のようなデメリットがあります。

前抱っこタイプ

前抱っこタイプは足元が見えず、リスクが大きいと思います

上りであれば足裏感覚でなんとかなる事がありますが、

下りとなるとザレや浮石に気が付かず、転倒してしまう可能性があります。

後ろ抱っこタイプ

後抱っこタイプであれば上記のリスクは避けられます。

ただ、運動量が多くなると体温の上昇+子供の体温で恐ろしいほど暑くなります。

そして、子供と密着している部分が汗でベチャベチャになって不快です。

ザック(リュックサック)メーカーのベビーキャリアがお勧め

ザックメーカーは荷物を背負った使用者を

いかに楽に目的地まで到達させるかを常に研究し開発しています。

上記でのデメリット『汗の蒸れ』『足元の見やすさ』重量バランス』は

登山用のザックでも選別ポイントとなること多く、

メーカーにはその解決方法のノウハウとデータが大量に蓄積されています。(たぶん)

その大量のノウハウで開発されたベビーキャリアで子供を背負うと、

他の背負い方と比べ圧倒的に軽く感じます。

ザックメーカーのベビーキャリアを比較した記事は下記にてまとめてます

ベビーキャリアを比較する【4メーカーを比較】

いきなり山に行かない【いきなり乗せると割と泣く】

『子連れ登山の記事とちゃうんかい』と思われるかもしれませんが

ベビーキャリア自体、自動車用のチャイルドシートのように

万が一にも子供が落下しないためにベルトでかっちりと固定されます。

その為、初めて使う時に泣くことも多いので、

予めベビーキャリアに慣れさせることが大事です。

慣れさせる為にやったこと『公園の散歩』

自分の場合は遊歩道のある公園を1時間~2時間のんびりと散歩しました。

途中でおやつタイムを挟んだり、ベビーキャリアをちょっと揺らしてみたり

木の枝のすぐ近くを通ったりすると喜びました。

散歩だけでも十分に楽しい思い出となってます。

慣れさせるためにやったこと『ベビーキャリアを普段から使う』

私自身お勧めの方法です。

ベビーカーを使う場面をすべてベビーキャリアに変える

これをすることにより

『ベビーキャリアに慣れる』

『自分の体力づくりになる』

『階段等、ベビーカーでは行けないところもだいたい行ける』

一石三鳥の方法となります。

普段はエスカレーターやエレベーターを使う場面でも

隠れていた歩荷(山小屋まで大量の荷物を運ぶ仕事)の意識が芽生え、

階段を使うことになると思います。

たぶん。

注意点

人混みについて

ベビーカーでも同じような事は言えますが

ある程度大型なので、満員電車等の人混みには向いてないです

対策

混んでいると予想される時間帯を外して利用したり

基本的には自家用車で移動していました。

食品売場について

子供の足が大人の腰辺りにくるので、

商品置き場の上あたりに子供の靴が来てしまうことになり

靴に着いている砂が商品に落ちてしまう可能性があります。

対策

食料品の売っているものの近くに行くこと自体を避け、

行く必要があるときには靴を脱がしていました。

スタンドのしまい忘れ、出し忘れについて

ベビーキャリアを立たせるためのスタンドをしまい忘れる事も多いので注意が必要です。

しまい忘れると、高低差のあるところで後の人が近いとぶつけてしまう可能性があります。

出し忘れると、下ろす時にザックが転倒してしまう可能性があります。

対策

どちらかというと忘れるのはしまい忘れが多かったので

その意識を持って、スタンドを触るようにする事と

慣れるまではパートナーに後を歩いてもらうようにしました。

まとめ

街で使うと『子供が慣れる』『悪路で便利』『体力が増える』といろいろメリットあり。

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