【服装選びが難しい】子連れ登山で使う装備【2歳~4歳児編】

2歳児~3歳時子連れ登山で使う装備 アウトドア

この記事はこんな人に向けて書かれています。

少しずつ山道も歩けるようになってきたけど、全部は歩けない子どもの装備に悩んでる人

子ども用の登山の服装は、何を着せたら良いのか悩んでる人

2歳~4歳ぐらいまでの子供を連れて、山登りに行くときに使用する装備をまとめました。

この頃の子供は自分で歩いたりベビーキャリアに乗ったり、

乗ったり歩いたりの頻度が多く、行動時間が一番想定しづらい年齢だと思います

装備については、特に服装に悩むことが多かったです。

実際に山歩きに行って、汗冷え、強風が原因で風邪を引かせてしまったら

『もう山には行きたくない!』と言われかねません。

それだけならまだしも、万が一の緊急時では

体温の維持が命に関わる部分で、めちゃくちゃ大事です。

何を着せて子連れ登山にいけばいいのか?というところが重点的に書いてあります。

そうならない為にも、装備だけでなく地図やGPSの使い方を理解しておくのが大切です。

子連れ登山で使った装備

春、秋の比較的穏やかな気候を想定しています。

ベビーキャリア(※大人が使用)

ザックメーカーのベビーキャリアがおすすめです。

子供がだいぶ歩くようになったとしても、

途中で疲れて歩けなくなったりすることはかなり多いので

まだまだベビーキャリアは必要だと思います。

体重もかなり増えてきて重くなってきますが、

体重と比例して歩く距離も長くなってくるので、

子供次第なところはありますが、意外と行けたりもします。

ベビーキャリアについては以前に比較用の記事を書いたので、

どんなものを買えばいいか迷っている方は参考にしてください。

トレッキングポール (※大人が使用)

子連れ登山を始めてから、転倒防止のために使い始めました。

使い慣れてくると下りでの膝の負担がかなり軽減されてように思います。

子供が寝て脱力状態になると、何故か急に重くなるのでバランスを崩しやすいです。

その時にもかなり重宝しました。

個人的にはブラックダイヤモンドのトレッキングポールと愛用しています。

子ども用登山靴

少し歩くぐらいであれば普段履いているスニーカーで十分ですが、

16cmぐらいから登山靴がありますので、歩く距離が長くなってきたら検討してもいいと思います。

グリップ力が違うのか、滑って転びにくくなったように思えました。

最初はmont-bellのマーセドブーツKid’sを使っていました。

mont-bell マーセドブーツKid’s16-21

子ども服装について

ベースレイヤー 【これが一番大事です】

肌着です。目的は『汗を早く乾かす』『汗濡れで冷やさない』『保温』です。

ベビーキャリアに基本的に乗っている乳児とは違い

自分で歩く距離が長くなるにつれて汗を掻く量も増えてくると思います。

大人の装備と考えることは同じで、冷えを防ぐために

乾きにくい『綿』はNGです。

乾きやすく、冷たくならないような

化学繊維製、もしくはウールの肌着を選ぶようにしましょう。

夏は日焼け防止、冬は防寒対策で使うため、薄手の長袖が使いやすいと思います。

我が家では長袖の肌着の上に速乾性のあるTシャツを重ね着をさせていました。

mont-bell ジオラインL.W ラウンドネックシャツ

ミドルレイヤー

ベースレイヤーの上に着せるもので、目的は主に『保温』です。

季節によって薄手~厚手と変化させます。

前開きになっていて脱着させやすいものが良いと思います。

気温により薄手~厚手と変えます。

フードは必要か?

ミドルレイヤーにはフード付きのモデルもたくさんありますが、

個人的にはフードは必要ないと思っています。

理由は、アウターを着ると、ミドルレイヤーのフードが邪魔になるからです。

防寒目的であれば、ニット帽のような頭専用のものを使うほうが温かいです。

やはりアウトドアメーカーのものは速乾性が高いので良いとは思いますが、

優先度はベースレイヤーの方が高いので、『余裕があったら高機能なものを購入』でいいと思います。

我が家ではmont-bell製のフリースを買って、普段から着まくってました。

mont-bell クリマプラス100 ジャケット Kid’s 90-120

アウターレイヤー

状況が変わった時に着る服で、目的は『防水』『防風』です。

想定されるのは「雨が降ってきた」「風が強くなってきた」「雪が降ってきた」あたりです。

透湿性のある雨具があればだいたいの状況で使えます。

ナイロン素材のシャカシャカしたウインドブレーカーもこれに含まれると考えてます。

雨具(レインウェア)

晴れる日を狙って山に行っていたとしても、雨具は必須です。

選ぶ条件は大人と同じで、透湿性のあるものです

目的は、水濡れ+風による体温低下を避けるためです

水濡れは雨等の外的要因だけでなく、体からでる水蒸気でも発生します。

服を着ることにより外気温と身体の間に空気の層をまとう事により

熱を伝わりにくくしています。

しかし、水に濡れると服の繊維が潰れ、空気の層がなくなってしまう上に

水は空気の20倍以上の熱伝導率があると言われています。

一番最初に買ったレインウェアは、透湿性のある素材(ドライテック®)でできている

『mont-bellのクレッパー Kid’s 90』でした。

子連れ登山以外でも、雨の日の散歩、雪遊び、防寒等、使いみちは色々とありました。

防寒具

ミドルレイヤーとは別の目的で『保温特化』です。

基本的には防寒具を着て行動することは想定しません。

ベビーキャリアに乗ると運動量が少なくなって寒くなります。

春秋ならダウンジャケットを持っていってました。

フードを取り外して使用してます。

ネージュダウン パーカ Kid’s 100-120

防寒小物

手袋、ネックウォーマー、ニット帽等

ベビーキャリアに乗って、運動量が下がるとやはり寒くなるため

肌の露出が少なくなるようにしていました。

このようなものはアウトドア用等というのは特に気にせず、

普段から使っているものを使っていました。

予備着替え

天候の急変による雨濡れや、食事のときに汚すことを想定して持っていきます。

重ね着をして防寒対策にもなります。

オムツ

普段は必要なかもしれませんが、普段の状況で無いところに行きます。

もう絶対大丈夫。と思えるときまで持っていってました。

消臭袋

使用済のオムツを持って変える為の消臭袋です。

普通のポリ袋(レジ袋や透明のゴミ袋)は匂いをガンガン通すので注意が必要です。

おしりふき

おむつ交換のときに使用

全部持っていくのでは無く、ジップロックの袋に使う分だけ移して持っていくと

かさばらなくていい感じでした。

虫除け

スプレータイプのものや携帯タイプのもの、色々と使用しましたが

イマイチ違いはわかりませんでした。

ちなみにキティちゃんの虫除けが子供受けが良かったです。

お昼ごはん

ミニサイズのカップヌードルが大人気です。

レジャーシート

お昼ごはんを食べるのに使ったりします。

普通のレジャーシートでも良いですが小さくなるものが便利だと思います。

その他に汚れた服で車に乗るとき、シートに敷いて汚れ防止になったりもするので

色々と使用用途があります。

ちょっと座るだけになってくるので、エマージェンシーシートでも代用できると思います。

日焼け止め

夏の時期に行くことはほぼ無かったので

自分は使うことはありませんでしたが、

あっても良いと思います。

保温水筒

持っていく量は、カップ麺食べたりコーヒー入れたりすることを想定して変えてました。

実際に使っていたのはサーモスの山専ボトル(900ml)です。

色々とサイズがありますが、中身がたくさん入る方が保温性が高いのと

カップ麺等食べるとなると意外とお湯を使うので、個人的には大きい方がお勧めです

普段はあまり食べさせないカップ麺、山で食べるとめちゃくちゃ美味いですよね。

残ったスープにオニギリを突っ込んで雑炊風にして食べるのも、また美味いです。

スープを捨てなくて済むので一石二鳥です。

カップ麺1人前=約320ml

コーヒー1杯=約200ml

ワセリン

ファーストエイドキットの中に入れておくものではありますが

乳児や幼児の皮膚は乾燥しやすく、気がついたらカサカサになっていることがあります。

その予防や、対策にワセリンが効果的です。

具体的な使い方については別で記事をまとめたので参考にしてください。

まとめ

2歳~4歳ぐらいまでの子連れ登山アイテムは通常の装備の他に下記の通り必要

  • ベビーキャリア
  • トレッキングポール
  • きちんとしたスニーカー、もしくは子ども用登山靴
  • 吸湿速乾性ベースレイヤー
  • 季節に応じたミドルレイヤー
  • 雨風雪をしのげるアウターレイヤー(雨具)
  • 防寒具(ダウンジャケット等)
  • 防寒小物(手袋、ニット帽、ネックウォーマー)
  • 予備着替え
  • オムツ(状況により)
  • 消臭袋(状況により)
  • おしりふき(手を拭いたりもできる)
  • お昼ごはん(カップ麺が美味い)
  • レジャーシート(エマージェンシーシートでもOK)
  • 日焼け止め
  • 保温水筒
  • ワセリン

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