【雪遊びに最適】子ども用レインウェアの選び方【透湿生地5選】

子ども用レインウェアの選び方 アウトドア

この記事はこんな人に向けて書かれています

子ども用レインウェアの選ぶ基準がわからない人

子どもの雪遊び用のアウターに悩んでいる人

登山の三種の神器を【レインウェア】【ザック】【登山靴】と言われているのを最近知りました。

なぜ地図とコンパスがなのだろう?GPSは?という疑問は置いておいて

『それは子供装備にも当てはまるのだろうか?』と考えてみました。

ザックについては、子供の装備は荷物は少ない(飲み物とお菓子と防寒具ぐらい)と思うので、

遠足等でつかうリュックで十分と判断しました。

登山靴については、行く山によっては登山靴のほうが良いところもありますが

履きなれたスニーカーで問題ないところも多いと思います。

やはり雨具だけはそれなりのものが必要だと言うのが自分の意見です。

ただ、下記のような意見もよく聞きます。

子と山登り子
子と山登り子

雨降りの時は子供と山には行かないので雨具はいらないよね?

山登り之助
山登り之助

山の天気は変わりやすいから絶対にいるよ!

子と山登り子
子と山登り子

凄くよく聞くセリフ・・・

念の為に持っていくけど、雨具ならなんでもいいの?

山登り之助
山登り之助

雨対策以外でも使う場面もあるから『透湿性』のあるレインウェアがオススメだよ!

自分自身がこれまで子連れ登山を数十回おこなってきており、

レインウェアを雨対策以外で使ってきた体験をもとに記事をまとめました。

最後まで読んでもらうことによって、レインウェアの選び方、使い方を知る事ができます。

それにより、アウトドアで子どもたちと一緒に活動する機会を増やす事ができます。

結論を先に書くと、【セパレートタイプ】【防水透湿性】のある商品を選ぶのが良いと思います。

レインウェアの形状について

大きく分けて【セパレートタイプ】と【ポンチョタイプ】があります。

セパレートタイプ

上着とズボンが別れているタイプ

動きやすく、防水性が高いです。

脱着に少し手間はかかりますが『寒い時は上着だけ着る』というような

状況によって使い分けられるのでオススメです。

ポンチョタイプ

レインコートと呼ばれているようなタイプ

通学等、平地で着るのであれば着やすくて便利ですが

風で裾があおられて足元が見えなくなったりする為

登山やアウトドアでよく体を動かすような状況には向いていません。

透湿性と耐水性

レインウェアで重視するべきところは

透湿性と耐水性であり、【防水透湿性】のある生地が使われているかどうかの確認が必須です。

防水透湿性のある生地というのは

『外からの雨を防ぎ、内側からの汗を外に出す機能が備わった生地』

透湿性というのは、水滴になる前の蒸気状態の水分を生地の外に逃がす性質のことです

防水性というのは、生地に染み込もうとする水の力を抑える性能であり、耐水圧で表されています。

耐水性

耐水性とは『生地に染み込もうとする水の力に耐えられる性能』です。

数字が大きいほど水に耐えられる性能が高いということになります。

300~1,000mm・・・小雨に耐えられる 雨量1mm/hr(1時間あたり1mm)以下

10,000mm・・・大雨に耐えられる 雨量1mm/hr ~ 30mm/hr までの普通の雨

20,000mm・・・嵐に耐えられる 雨量100~300mm/hr の嵐

登山であれば20,000mm以上の耐水圧があると安心できます

透湿性

透湿性というのは、『水滴になる前の蒸気状態の水分を生地の外に逃がす性質』のことです。

この性質が低いと、自ら出る水蒸気でレインウェアの中が蒸れてビショビショになってしまいます。

つまり、いくら外からの雨を防いでも、透湿性が無いと衣服は濡れてしまいます。

「透湿度 (g/m2/24hrs)」と表記されます。

大人が24時間あたりに汗をかく量の参考値は下記の通りです

登山で快適に使うなら透湿性能20,000g以上のものを選ぶと良いかもしれません

安静時(日常生活):1,200g 

ウォーキング等(軽い運動):12,000g 

ランニング、トレッキング等(激しい運動):24,000g

実際に濡れないのか?

これまでGORE-TEXを含むレインウェアを何枚も所持してきており

雨の中の登山を何回もしてきた経験があります。

自分の中の結論は『雨の日はどう頑張っても濡れる』という事です。

濡れたところで、肌着には冷たさを感じにくいものを選んでいれば

雨水が入り続けて体温を奪うわけでは無いので、効果は高い思っています。

肌着に関する生地は追ってまとめます。

子供用の雨具は必要か?

『雨が降らないときにしか行かないから大丈夫』というのは少し危険かもしれません。

登っている時は天気が良かったのに

下山を初めた頃にゲリラ豪雨のように降ってくる事もあります。

また、レインウェアの効果的な使用方法としては、雨対策だけではなく

『風よけとしてとても優秀』です。

風による体温は思った以上に奪われます。

『風速1mにつき体感気温が-1℃』と言われており

『気温15℃、風速が15m』なら『体感気温0℃』なので場合によっては命の危険もあります。

子ども用レインウェアは雪遊びにピッタリ

子供用のレインウェアが一番活躍したのは『雪遊び』です。

セパレートタイプで動きやすく、

透湿性があるので、雪合戦等で激しく動いても、蒸れずに快適で

防水性があるので、雪ぐらいだと、衣服服は濡れず

防風性があるので、中に着込めばとても暖かい。

毎年雪が降れば、レインウェアを着て

ソリ遊びや雪だるまづくりに励んでます。

具体的な商品

防水性のみのレインウェアは割とたくさんありますが

子供向けで実用的な透湿性のあるレインウェアは意外と少ないです。

『セパレートタイプ』『透湿防水性』を備えた子供向けのレインウェアを

下記にてまとめましたので、参考までにどうぞ

カナディアンイースト ジュニア レインウェア

素材:ブリザテック

東京シンコールが開発した透湿防水性素材です。

耐水圧 【20,000mm】透湿性【8,000g/m2・24hrs】

サイズ(cm):130 / 140 / 150

耐水性、透湿性十分な性能があります。

THE NORTH FACE レインテックス ユリイカ

素材:HYVENT(R)(2層)

ノースフェイスが が独自に開発した防水透湿性素材です。

サイズ (cm) :130 / 140 / 150

耐水性、透湿性の数値は公開されていませんが、子供が使うには十分な性能があると思われます。

ズボンにサイドファスナーが付いており、靴を履いたままの脱着がしやすくなっています。

Columbia シンプソンサンクチュアリ

素材:オムニテック

コロンビアが独自に開発した防水透湿性素材です。

サイズ (cm) :XXS(110) / XS(120) / S(130) / M(140) / L(155)

耐水性、透湿性の数値は公開されていませんが、子供が使うには十分な性能があると思われます。

カラー展開が豊富で、フードの取り外しが可能です。

mont-bell クレッパーKid’s 90-120(130-160)

クレッパーKid’sへのリンクはこちら

素材:ドライテック®2レイヤー

mont-bellが独自に開発した防水透湿性素材です。

耐水圧【20,000mm以上】透湿性【8,000~20,000g/㎡・24hrs】

サイズ(cm):90 / 100 / 110 / 120 

サイズ(cm):130 / 140 / 150 / 160

90cm~あるのはmont-bellのクレッパーのみです。

サムエシステムにより、丈が長めのパンツの丈調整が可能です。

LOGOS LIPNER透湿レインスーツ エールジュニア

素材:防湿透湿性素材です。

耐水圧【5,000mm】透湿性【2,000 g/㎡・24hrs】

サイズ(cm):130 / 140 / 150

山登りで使うのであれば他の商品比べると性能にやや不安はありますが

コストメリットはあります。

まとめ

透湿性のあるレインウェアが超おすすめ

セパレートタイプであれば、防風目的で上着だけ羽織ることができる

雪遊びにはレインウェアがとても優秀、中に着る服で保温力の調整可能

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