この記事はこんな人に向けて書かれています
子供の体力がかなりついてきて、そろそろ自分一人で歩かせたい
3歳児が自分の力だけで山頂に行けて、なおかつ景色のいい山を探している
ベビーキャリアに子どもを乗せて山登りをしてきた中で
「そろそろ自分の力で全行程いけるのでは?」と思ってきていたとしても
その日の状況により、山頂にたどりつけなかったり、
遅くなってしまって、大人がイライラして楽しくない山歩きになってしまったら
せっかくの山が台無しになってしまいます。
場合によってはもう山に行きたくない!と言われかねません。
そんな事にならないためにも、『確実に登れて』『景色が良く』
『公園や遊歩道では無い、ありのままの自然を感じれる山』に行きたい。
自分自身がそう思って、最初に自力登頂体験させる為、吟味した山を紹介します。
実際に長男が4歳(なりたて)と従兄弟(3歳後半)が登頂成功しています。
その他子連れ登山シリーズ
・具体的な装備について思うことはこちら
ヘッドライトの選び方と使い方 ワセリンの具体的な使い方
マナスル121vsジェットボイル お湯はどうする?《バーナーの選び方》
初めてのクッカーの選び方 自動車の選び方 水分の量と入れ物の選び方
・迷わない為の地形の読み方とGPSの注意点はこちら
地形の読み方 GPSアプリの注意点
・子どもの服装等の装備はこちら
子供編(乳児) 子供編(幼児) 大人編 雨以外にも使えるレインウェアの選び方
・最初に自力登頂を成功させれそうな山はこちら
【3歳児】鈴鹿山脈で初めて歩くならココ!【初めての山歩き】
・子連れ登山にオススメの山はこちら
【ベビーキャリアで行く】子連れ登山に向き三重の山3選【初級編】
・自分で計画を立てて山に行く時は
0歳からの子連れ登山の始め方【行動時間の決め方編】
・ベビーキャリアの比較と、慣れさせるためにやったことはこちら
ベビーキャリアを比較する 0歳からの子連れ登山の始め方【ベビーキャリアに慣れる偏】
菰野富士
鳥居道ルート
鳥居道駐車場台数:12台
駐車場にトイレ:有り
山頂の標高:370m(菰野富士山頂)
登山口の標高:約300m(鳥居道駐車場)
標高差:約70m
鳥居道駐車場10:00 → 10:05うぐいす橋10:05 → 10:50菰野富士山頂13:25 → 13:50うぐいす橋14:05 → 14:10 (自分の実績をベースに作成してます)
※この行動記録は『山頂で子どもたちが遊ぶ時間が長かった』こと、
『うすいす橋下の川で遊んだこと』によりかなりの長時間となっています。
3~4歳連れての登り下りの時間は下記の通りです。
登り:約50分(お菓子休憩10分含む)
下り:約30分(休憩無し)
登山道
駐車場から少し下ると、木で作られた雰囲気の良い「うぐいす橋」があります。
その後、登山道は非常に明瞭で、程よくきちんと整備されています。
実際に3歳児、4歳児の後ろを歩いてましたが、特に危険と感じるような箇所はありませんでした。

山頂
広く穏やかで、芝生が広がっています。

展望は非常によく、菰野町の町並みや伊勢湾、後ろは鎌ヶ岳、御在所岳を見渡せます。

その他、石造りのベンチがあり、展望を楽しみがら休憩できます。
特徴

途中にある境界杭に「陸軍用地」との文字があり
調べてみると明治~昭和の35年間にわたって、
菰野富士山麓の江野高原に「千種演習場」という名前で陸軍の演習場が作られていたようです。

太平洋戦争が終わる昭和20年8月まで実際に戦闘訓練が行われており、
戦線が拡張すると野戦重砲、重機関銃、軽機関銃、小銃の射撃音が
聞こえない日は無かったとの事です。
終戦後はいったん大蔵省所管の国有地となったが、次第に千種村に払い下げられ、
元の水田や畑、山林にとなり、原型に戻ったと言われています。
詳細はこちら→菰野町webサイト
感想
短い距離で景色のいい山頂にたどり着けるので
『自分の足で歩いて山頂に立てた!』と成功体験をさせてあげやすい山だと思います。
子どもが簡単に登頂できてしまうので、大人にとっては退屈な山なのでは?
と思うかもしれませんが、山頂からの景色は抜群です。
挑戦的な山も楽しいですが、景色を見ながらゆっくりコーヒーを飲むのも良いと思います。
なおかつ、元々陸軍演習場だったと言う歴史をがあるので
それを踏まえつつ、目の前の景色と幼い子供を見る事により、
これからの未来の事を考えるいいきっかけになるかもしれません。

近くの温泉
¥700/大人(平日)¥800/大人(土日祝)¥400/小人(3歳以上)
営業時間【10:00~18:30(19:30退館)】
アメニティ
シャンプー、リンス、ボディーソープ、
クレンジング、化粧水、乳液(女性)、ドライヤー
フェイスタオル販売有り(¥200)、バスタオル貸し出し有り(¥200)
ヒルがいることもあるので注意
「敵を知り己を知れば百選あやうべからず」と孫氏も言っていたので
【子どもヤマビル研究会】のリンクを貼っておきます。
子どもヤマビル研究会とは三重県の鈴鹿山脈の麓で、
子どもたちが主体になってヤマヒルの研究をしている団体です。
研究会の目的は、以下の通りである。
①子どもたちと身近な自然を観察し、その仕組みを解き明かす中で科学する心を身につけ、
将来科学者を志す子を育てる。②身近にいるヤマビルを使って、科学の手法を会得し、自然の偉大さや不思議さを理解し
ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究木より引用
自然に対する畏敬の念を育む。
めちゃくちゃ面白いです。
ヒルの弱点とは?鹿が原因で広がっていると言われているが本当にそうか?
などという疑問を追求したり、ヒルを実際に飼って生態調査を行う様子が書かれています。
ヒル避けはこちら
こちらも三重県の四日市で
ヤマビル忌避剤を製造販売されている「株式会社エコ・トレード」製の商品です。
愛用してます。
まとめ
菰野富士に登って子どもに登頂成功経験を!
ヤマビルには注意しよう!
大人は歴史に学んで考えよう!
その他子連れ登山シリーズ
・具体的な装備について思うことはこちら
ヘッドライトの選び方と使い方 ワセリンの具体的な使い方
マナスル121vsジェットボイル お湯はどうする?《バーナーの選び方》
初めてのクッカーの選び方 自動車の選び方 水分の量と入れ物の選び方
・迷わない為の地形の読み方とGPSの注意点はこちら
地形の読み方 GPSアプリの注意点
・子どもの服装等の装備はこちら
子供編(乳児) 子供編(幼児) 大人編 雨以外にも使えるレインウェアの選び方
・最初に自力登頂を成功させれそうな山はこちら
【3歳児】鈴鹿山脈で初めて歩くならココ!【初めての山歩き】
・子連れ登山にオススメの山はこちら
【ベビーキャリアで行く】子連れ登山に向き三重の山3選【初級編】
・自分で計画を立てて山に行く時は
0歳からの子連れ登山の始め方【行動時間の決め方編】
・ベビーキャリアの比較と、慣れさせるためにやったことはこちら
ベビーキャリアを比較する 0歳からの子連れ登山の始め方【ベビーキャリアに慣れる偏】
コメント