【3歳児】鈴鹿山脈で初めて歩くならココ!【初めての山歩き】

はじめての登山はここ アウトドア

この記事はこんな人に向けて書かれています

子供の体力がかなりついてきて、そろそろ自分一人で歩かせたい

3歳児が自分の力だけで山頂に行けて、なおかつ景色のいい山を探している

ベビーキャリアに子どもを乗せて山登りをしてきた中で

「そろそろ自分の力で全行程いけるのでは?」と思ってきていたとしても

その日の状況により、山頂にたどりつけなかったり、

遅くなってしまって、大人がイライラして楽しくない山歩きになってしまったら

せっかくの山が台無しになってしまいます。

場合によってはもう山に行きたくない!と言われかねません。

そんな事にならないためにも、『確実に登れて』『景色が良く』

『公園や遊歩道では無い、ありのままの自然を感じれる山』に行きたい。

自分自身がそう思って、最初に自力登頂体験させる為、吟味した山を紹介します。

実際に長男が4歳(なりたて)と従兄弟(3歳後半)が登頂成功しています。

菰野富士

鳥居道ルート

鳥居道駐車場台数:12台

駐車場にトイレ:有り 

山頂の標高:370m(菰野富士山頂)

登山口の標高:約300m(鳥居道駐車場)

標高差:約70m

ルート

鳥居道駐車場10:00  → 10:05うぐいす橋10:05 → 10:50菰野富士山頂13:25 → 13:50うぐいす橋14:05 → 14:10 (自分の実績をベースに作成してます)

※この行動記録は『山頂で子どもたちが遊ぶ時間が長かった』こと、

 『うすいす橋下の川で遊んだこと』によりかなりの長時間となっています。

3~4歳連れての登り下りの時間は下記の通りです。

登り:約50分(お菓子休憩10分含む)

下り:約30分(休憩無し)

登山道

駐車場から少し下ると、木で作られた雰囲気の良い「うぐいす橋」があります。

その後、登山道は非常に明瞭で、程よくきちんと整備されています。

実際に3歳児、4歳児の後ろを歩いてましたが、特に危険と感じるような箇所はありませんでした。

山頂

広く穏やかで、芝生が広がっています。

展望は非常によく、菰野町の町並みや伊勢湾、後ろは鎌ヶ岳、御在所岳を見渡せます。

その他、石造りのベンチがあり、展望を楽しみがら休憩できます。

特徴

途中にある境界杭に「陸軍用地」との文字があり

調べてみると明治~昭和の35年間にわたって、

菰野富士山麓の江野高原に「千種演習場」という名前で陸軍の演習場が作られていたようです。

菰野町webサイトより写真を引用

太平洋戦争が終わる昭和20年8月まで実際に戦闘訓練が行われており、

戦線が拡張すると野戦重砲、重機関銃、軽機関銃、小銃の射撃音が

聞こえない日は無かったとの事です。

終戦後はいったん大蔵省所管の国有地となったが、次第に千種村に払い下げられ、

元の水田や畑、山林にとなり、原型に戻ったと言われています。

詳細はこちら→菰野町webサイト

感想

短い距離で景色のいい山頂にたどり着けるので

自分の足で歩いて山頂に立てた!』と成功体験をさせてあげやすい山だと思います。

子どもが簡単に登頂できてしまうので、大人にとっては退屈な山なのでは?

と思うかもしれませんが、山頂からの景色は抜群です。

挑戦的な山も楽しいですが、景色を見ながらゆっくりコーヒーを飲むのも良いと思います。

なおかつ、元々陸軍演習場だったと言う歴史をがあるので

それを踏まえつつ、目の前の景色と幼い子供を見る事により、

これからの未来の事を考えるいいきっかけになるかもしれません。

近くの温泉

湯の山温泉 湯元グリーンホテル

¥700/大人(平日)¥800/大人(土日祝)¥400/小人(3歳以上)
営業時間【10:00~18:30(19:30退館)】


アメニティ
シャンプー、リンス、ボディーソープ、
クレンジング、化粧水、乳液(女性)、ドライヤー
フェイスタオル販売有り(¥200)、バスタオル貸し出し有り(¥200)

ヒルがいることもあるので注意

「敵を知り己を知れば百選あやうべからず」と孫氏も言っていたので

子どもヤマビル研究会】のリンクを貼っておきます。

子どもヤマビル研究会とは三重県の鈴鹿山脈の麓で、

子どもたちが主体になってヤマヒルの研究をしている団体です。

研究会の目的は、以下の通りである。

①子どもたちと身近な自然を観察し、その仕組みを解き明かす中で科学する心を身につけ、
将来科学者を志す子を育てる。

②身近にいるヤマビルを使って、科学の手法を会得し、自然の偉大さや不思議さを理解し
自然に対する畏敬の念を育む。

ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究木より引用

めちゃくちゃ面白いです。

ヒルの弱点とは?鹿が原因で広がっていると言われているが本当にそうか?

などという疑問を追求したり、ヒルを実際に飼って生態調査を行う様子が書かれています。

ヒル避けはこちら

こちらも三重県の四日市で

ヤマビル忌避剤を製造販売されている「株式会社エコ・トレード」製の商品です。

愛用してます。

まとめ

菰野富士に登って子どもに登頂成功経験を!

ヤマビルには注意しよう!

大人は歴史に学んで考えよう!

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