【メスティンじゃない】子連れで登山で使うクッカー【丸or角】

クッカーの選び方 アウトドア

この記事はこんな人に向けて書かれています

子連れ登山で昼ごはんを作るのに使うクッカーを検討している人

大人1人+αを想定した、最初に選ぶべきクッカーを検討している人

子連れ登山を初めて、山で調理をするためクッカーが必要になってきた

ただ、「種類が多くてどれを選んだら良いかわからない」となりやすいと思います。

クッカーはそもそも【調理】と【食器】の役割があり、両方をこなせるようになっていますが

『どちらかというと調理用で作られているので、頑丈だけどちょっと重い』

『どちらかというと食器用に作られているので、軽いけど焦げ付く』

というような事があります。

この記事を読むことにより、クッカーについての最低限の知識と、

「大人1人+α」を想定したクッカーの紹介をします。

自分自身、最初に買ったクッカーは25年ほど前で、まだ現役で使っていますが

当時中学生で、知識もクッカーの種類もあまり無かったので、重いクッカーを選んでしまいました。

間違えずに選んだら、良いものを長く使うことができるアイテムです。

コレを呼んで、子どもたちと楽しく美味しいヤマメシを食べてもらいたいです。

早速ですが結論です。

選ぶ基準は【材質】【形状】【容量】【加工方法】です。

「アルミ製」「表面加工有り」「複数セット」「フライパン付き」
下記のどちらかがオススメでです。

mont-bell(モンベル) アルパインクッカー 14+16 パンセット 1124690

UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3 No.667705


なぜこの2つがオススメなのか下記にて記載します。

クッカーの役割 

冒頭でも少し触れましたが、クッカーは下記の2つを兼ね備えています。

お皿の代わりをする食器

・鍋の代わりをする調理器具

直接火にかけ調理したものを、そのまま食器として使ったり

取り分けてお皿のように使用したりすることができます。

ラーメン等、熱々な食事を子どもに取り分ける時に

もう一つクッカーがあると、とりわけ皿のように使うこともできます。

クッカーの呼び名と種類

『クッカー』は英語らしいです。

そのほか『コッフェル』『コッヘル』はドイツ語でクッカーと同じ様なものを指します。

その他にも、同じ様な用途のものは

『メスティン』『飯盒』『キャンティーン』『シェラカップ』等色々あります。

角型形状

今流行りの「メスティン」も、角型形状のクッカーに含まれているような気がします

メリット

ザックにパッキングをする時に無駄な空間が生まれにくく、

ものによってはインスタントラーメンを割らずにそのまま茹でることができます。

デメリット

『角が洗いにくい』『角からでないとお湯が注ぎにくい』『スープを飲みにくい』

というような事があります。

丸形形状

一般的で一番種類の多い形です。

メリット

別の種類を買い揃えた時に、重なって小型化することがある

OD缶が中に入れることができるタイプがある。

日頃から使っている形状なので使いやすい

デメリット

材質の違い

重量は材質によって違ってきます

アルミ

『軽い』『熱伝導率が良い』『安い』

徹底的な軽さを求めない限り、コレで良いと思ってます。

ステンレスやチタンと比べると強度は低いです。

その昔、アルツハイマーの原因だと言われてましたが

どうも根拠は薄かった模様です。

ステンレス

『重い』『熱伝伝導率が低い』『頑丈』

アルミと比べるとどうしても重いので

子連れ登山で使うには選択肢に入りにくいかもしれません。

ちなみに自分が初めて買ったのはこのステンレスのコッフェルセットでした。

中学生の頃の自分にこんな知識は無かった・・・

今でも大事に使っています。『重くても体力があれば持てる』の精神です。

チタン

『超頑丈』『薄くできるので結果的に最も軽い』『熱伝導率がステンレスよりも低い』

煮炊きには不向きで、火のあたっている所だけ焦げたりします。

お湯を沸かしたりする専用になるかもしれません。

超軽量化を求めた時に、チタン製のキャンティーンカップを買いました。

先日、インスタントラーメンに生卵を入れて豪華にしようと思ったら、見事に卵が焦げ付きました。

ぐぬぬ。。。

加工方法

自宅で使うフライパンにも『テフロン加工』のような事がしてるものもあると思いますが

クッカーにもそういった加工してるものがあります。

大きく分けて『強度を上げる為の加工』『焦げ付きにくくさせる為の加工』の2種類です。

強度UP系   【アルマイト加工】【ハードアノダイズド加工】

【アルマイト加工】【ハードアノダイズド加工】共に

耐摩耗性を上げる為の加工です。皮膜の厚さが厚い方が耐摩耗性が高いです。

皮膜厚さ
《ハードアノダイズド加工 > アルマイト加工》

焦げ付きにくさUP系  【フッ素加工】

【フッ素加工】焦げ付きにくくする為の加工です。

他にも『テフロン加工』『マーブルコート加工』『ダイヤモンドコート加工』と

いっぱい呼び名がありますが、全部【フッ素加工】の一種です。

『形状』と『材質』と『加工方法』と『容量』の組み合わせで検討

子連れ登山で使うのであれば、

『丸形 or 角型』の形状と『アルミ or ステンレス or チタン』の材質の組み合わせ

あとは実際にどれぐらいの容量が必要かになってきます。

まずはラーメンを作る事を考えるのであれば

『カップラーメンを作るのに必要なお湯の量:約375ml』

『インスタントラーメン1人前に必要な量:約500ml』

子ども+自分の分と考える1000ml以上の湯が沸かせると良いかもしれません。

まとめ 【具体的な商品】

ステンレスは重いので山登りでは無し、チタンで炒めものは不可なので、

アルミ製』で『強度の上げるためのコーティング加工』をしているもので

子供と一緒に使う為『複数セット』になっているものがオススメです。

丸形 x アルミ(コーティング加工)x1000ml以上

大(アルパインクッカー16:1.5L / 244g /蓋付き
小(アルパインクッカー14:0.8L / 184g /蓋付き
アルパインフライパン16 / 182g / フッ素加工処理
重量合計:644g(スタッフバック含む)

アルパインクッカー16.14共に『ハードアノダイズド加工』されています。
フライパンは『フッ素加工』されています。

mont-bell(モンベル) アルパインクッカー 14+16 パンセット 1124690

mont-bell Webサイトはこちら

角型 x アルミ(コーティング加工)x1000ml以上

大(鍋13):1.0L / 204g / 蓋付き
小(鍋11):0.6L / 139g / 蓋付き
フライパン / 106g / フッ素加工処理
総重量:約449g(ケース付属)

鍋13.11共に『アルマイト加工』されています。
フライパンは『フッ素加工』されています。

UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3 No.667705


UNIFLAME WEBサイトはこちら


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