【害虫対策】コガネムシの生態を調べた《ペットボトル罠4》

ペットボトル罠4 生活

【害虫対策】コガネムシの生態を調べた《ペットボトル罠4》

7月30日頃に仕掛けた罠の結果

仕掛けてから約2週間、結果の確認を行った。

過去の記事は下記の通り

結果(1匹捕獲成功)

ホットレモンのみ

アリ捕獲

ホットレモン+水道水

大量のアリとコガネムシ(?)1匹捕獲

後々わかったが、コガネムシでは無かった。

ホットレモン+水道水+葉っぱ

大量のアリ捕獲

原因(なぜ1匹しか捕獲できなかったか?)

前回からの変化点を整理すると

アリが増えた

罠の匂いにおびき寄せられ、かなりの量が集まった。

ただ調べてみるとコガネムシの天敵では無く、あまり関係はなさそう

コガネムシ自体減った?

目視で確認する限り、かなり減っているように思える。

考えていても分からないので

「敵を知り己を知れば百危うべからず」という

孫子の兵法の教えに則り、

今回の罠で捕獲もしくは目視確認できた甲虫類を調べた。

ヒロスギ調べ(Google大先生)によると

確認できたのは下記4種類(たぶん)

アオドウコガネ

シロテンハナムグリ

コフキコガネ

カナブン

※写真撮り忘れの為、イラストACさんよりダウンロードさせて頂いた

ざっくりと種類分け

コガネムシ(アオドウコガネ、コフキコガネ)

成虫:葉
幼虫:植物の根

ヒメシャラの食害にあっていたのは

この種類で間違いないだろう

特に幼虫による根の食害が危険だと聞いており

植木鉢に数匹幼虫がいるだけで樹木が枯れてしまうとの事

ハナムグリ(シロテンハナムグリ)

成虫:花粉、花の蜜
幼虫:腐葉土等

食べている餌からすると、どちらかというと益虫

庭木(タイワンツバキ)の樹液に集まっているのを確認

罠にもたくさん掛かった。

捕まえてしまってスミマセンでした。

カナブン

成虫:樹液等
幼虫:腐葉土等

カナブンも益虫

これも樹液に集まっているのを確認

カナブンさん、ハナムグリさん。

ほんと申し訳ないです。

センチコガネ(補足)

※イラストACより

その他、センチコガネという甲虫もいる。

これはコガネとついているが『糞虫の一種

糞虫は動物の死骸や糞などを食べて分解してくれるという

人にとっては凄い益虫。

という事を、この前のキャンプ捕まえた時に

管理人さんに教えてもらった。

敵はコガネムシ

ということで、

主に植物の葉や根を食べるコガネムシを

孫氏の兵法で言うところの敵と仮想

下記の通り個人的にまとめてみた。

間違っていたらスミマセン。

発生時期

成虫

発生のピークは5~7月

成虫の寿命は約30日

産卵後、幼虫の間に越冬する

産卵1回で約30個ぐらいの卵を生む

幼虫

ほぼ1年を通して土の中におり

1令→2令→3令と成長し越冬

気温が上がってくると蛹になる

成長過程(ヒロスギ調べによる)

卵(1~2週間)

1令幼虫(10~20日)

2令幼虫(約20日)

3令幼虫(200日)

1~2周間)

成虫(約30日)

特に3令幼虫が食欲旺盛で被害が大きくなる。

考察

家の庭でコガネムシが羽化、成虫となるピークを7月の前半頃と仮定すると

現在、約1ヶ月半経過したこととなる。

成虫の寿命が約30日なので、

『寿命が尽き個体数が減った為、罠にかかる個体が少なった』

と考えると辻褄が合う。

また、このことは産卵が終わっている可能性が高く

幼虫が孵化することにより、庭木の根が食害にあう事が想定される。

次は幼虫対策を考えないと。

とりあえず

  • 物理攻め
  • 化学攻め
  • 生物攻め

のどれかにしようかと思う。

詳細は孫氏とGoogle先生に教えを乞おうと思う。

まとめ

  • 発酵と捕獲率については一旦保留
  • コガネムシのみ今の所害虫
  • 成虫の寿命は約30日
  • 植物にとっては幼虫のが危険で年中地中にいて越冬する

コメント

  1. […] 記事その4《孫氏兵法に則り敵を知る》 […]

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