【害虫対策】コガネムシ用の罠には○○が必須!?《ペットボトル罠3》
2021年7月15日頃に設置したペットボトル罠の追記情報
コガネムシに関する記事はこちら 【害虫対策】コガネムシ捕獲用の罠をペットボトルで作ってを仕掛けた《ペットボトル罠1》 【害虫対策】コガネムシ用の罠で捕獲成功した《ペットボトル罠2》 【害虫対策】コガネムシ用の罠には○○が必須!?《ペットボトル罠3》 ※この記事です。 【害虫対策】コガネムシの生態を調べた《ペットボトル罠4》 【コガネムシ幼虫対策】微生物を利用した生物農薬について《ペットボトル罠外伝1》 【コガネムシ幼虫対策】化学攻めの手法について《ペットボトル罠外伝2》 【コガネムシ幼虫対策】ニームペレットを使用した比較実験《失敗》
液体+発酵がコガネムシをおびき寄せるポイントだと仮説を立て
罠を再設置
それから約1週間が経過
【結果】仕掛けた罠と捕獲したコガネムシの数
1.たぶん発酵ホットレモン仕様
初回に設置したホットレモン原液を全部捨てずに、
新たにホットレモン原液を追加したもの
発酵しているものと仮定して設置
1日後:コガネムシ2匹捕獲
1週間後:コガネムシ6匹捕獲
2.普通のホットレモン原液仕様
初回に設置した罠を水で洗浄して
ホットレモン原液を入れたもの
発酵していないものと仮定して設置
1日後:なにも入らず
1週間後:なにも入らず
3.スイカ
植物性+液体という物性を持ったもの
1日後:なにも入らず
1週間後:コガネムシ2匹捕獲
【考察】罠に使う餌としての魅力とは
結果から考察すると、水分と糖分を備えたものが発酵して、
効果的な餌になっていると想定される。
今回設置した『2』の罠の餌について
初回に試した罠では1週間で発酵が促進され、コガネムシを捕獲することができた
ただ、今回の『2』の罠では、1週間たってもコガネムシの捕獲には至らなった。
発酵が促進されなかったことが原因だと考えられる
なぜ初回の罠は発酵が促進されたのか?
- 1回目の罠は、梅雨の終わりであったため、途中で強めの雨が降った
- 2回目の罠は、好天続きで雨が降るようなことはなかった
このことを踏まえると発酵に水分が必要と想定される
これは農業で堆肥を作る時にも『水分量が重要』であり
籾殻堆肥を作った時にも切り返しの際に水をかけて発酵を促していた。
発酵条件に必須な微生物はどこから来たのか仮説を立てる
どんなに条件が揃っていても、微生物がいなければ発酵は促進されない
最近読んだ本【人に話したくなる土壌微生物の世界】にもその様な記述があった。(たぶん)
ということで、微生物がどこから混入したのか考えてみる
微生物はどこにでもいるらしいので、混入ルートは盛りだくさん。
そこで、現状では雨が降った事に注目をしているので
仮説としては
【木や葉っぱに居た微生物が雨で流れて、罠の中に入った】
という事にする。
【次の確認事項】発酵条件の確認
コガネムシを捕獲できたのを「発酵」が条件だと仮定し
すべてのペットボトルを洗浄して再設置
ホットレモンのみ
比較用
ホットレモン+水道水
水分量が発酵条件と仮定
ホットレモン+水道水+木の葉っぱ
水分量+木の表面の細菌が発酵条件と仮定
【今回まとめ】
素人ながらに考えた虫の罠のポイント
(糖+水分)+発酵が重要
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