BBQは楽しい。
仲のいい友達と、実家へ帰郷し久しぶりにあった両親や兄弟と
食材の準備や火起こし等を一緒に行うことにより、体験を共有する。
素晴らしい思い出の1ページになる事が多い。
今まで楽しかったBBQで食事がイマイチだった事が無いように思える。
そもそも、普通に焼いた肉の味をあんまり覚えてない。
【小規模短時間BBQ】食材の味を楽しむことに特化したBBQ
普通の夕食の時間はせいぜい30分~40分
4人家族で準備と片付けも考えると2時間弱と想定する。
その時間で行い、炭火で焼いた肉、野菜の味をしっかりと味わうことができるのが
小規模短時間BBQである。(個人的な意見です)
短時間のメリット
実際、夏場の場合は17時~19時ぐらいで行うことが多い。
このぐらいの時間帯だと日差しが弱くなる為、日除けの必要が無い。
また、日があるうちに片付けをしなければ行けない為
終わりの時間がある程度明確にすることができる。
つまり、21頃には就寝できる
小規模のメリット
使用するコンロは七輪のみ
道具の準備と片づけが圧倒的に楽になる
少ない食材で行うことにより、食べ過ぎることも少なくなる。
たくさん食材を用意して、友達と長時間ワイワイやる。
それはそれで楽しい。
小規模短時間で行うには
効果的な道具が必要となってくる
特別なものを使用しているわけではないが
参考までに紹介する
七輪
近所のホームセンターで買ったやつ
見ての通りノーメンテで15年ぐらい使っている。
もうボロボロ
そろそろ買い替えかな?
七輪のメリット
BBQコンロとは違い、七輪は主に珪藻土で作られている。
この珪藻土の特徴として、断熱効果が優れており、熱を逃さない事。
珪藻土自体温まると、それ自体から何故か赤外線を発生するとの事。
※プランクの法則というらしい
少量の炭で高火力を生み出すことができる、
江戸時代頃に誕生した、なんとも高機能な調理器具らしい。
七輪のデメリット
重量が重く、持ち歩きには不向き
焼く面積がそんなに広くない
個人的意見
七輪自体めっちゃ好きなので、これからも使っていきたい。
欲を言えばもうちょっと焼けるところが広いやつが欲しい。
と思っていたが、下記アタッチメントを使用することにより
焼く面積問題が解決した。
七輪上置【追記】
七輪上置き27cm(SU-27)
●「遠火の強火」が炭火を生かす。
炭火の遠赤外線が表面をパリッと中はジューシーに焼き上げます。
●「風よけのフード」と「五徳」に早替わりです。
フードが炭火の燃焼効率を高めるため、煮込み料理に最適です。
●鉄板シチリン(ザ・シチリン)では、高さ調整で安定性アップが可能です。
AMAZON説明欄より引用
七輪上置のメリット
七輪の焼ける範囲が大きくなる
普通は七輪直径17cm程の範囲でしか焼くことが出来ないが
上置を使用することにより
直径28cm程まで範囲を広めたくさん焼けるようになる(約1.6倍)
火力調整がしやすくなる
熱源(炭等)の距離が遠くなることにより、温度調整がしやすくなる。
また、炭の量も増やせることにより火力UPも可能
七輪上置のデメリット
とくに思いつかず
個人的な意見
七輪の能力に限界を感じており、
もう少し大きい七輪の購入を検討ていたが
先日キャンプに行った際に、この七輪上置の存在を教えていただいた。
実際に使ってみると、これを使った状態が
七輪の本当の姿では無いのかと思うレベルで使い勝手が上がる。
水七輪【引退予定】
いただきもの
炭を入れる所、水を入れる所と二重になっており
水が熱されて水蒸気になることにより、食材がジューシーになったりするという噂
ちょっと割れてきたし、思ったより火力が上がらないので
そろそろ戦力外通告の予定
水七輪のメリット
水を入れることにより卓上で使用できる。
陶器が熱せられて、何故か赤外線が発生するとの事
オシャレ
水七輪のデメリット
七輪と比べると火力が弱い
陶器なので衝撃で割れる恐れがある
水が無くなると置いている場所が焦げたり溶けたりする
個人的意見
オシャレでいいのだが、七輪と比べるとどうしても火力が弱い
七輪上置を導入したことにより、出番が無くなった。
一人でゆっくりと使うのが良いのかも。
火消しつぼ火おこし器セット【CAPTAIN STAG製】
オガ備長炭を使い始めてからの必須アイテム
火おこし器なんか使うのは軟弱!と思っていた時期が私にもありました。
もう便利過ぎ、フーフーとかパタパタとか、なーーんもせんでも煙突効果で火が付く。
メリット
火起こし、火消しが超簡単に出来る。
火消し後、そのまま消し炭を入れておいて
火起こしのときはそれを取り出してさっと着火可能
デメリット
熱で多少変形し、火おこし器を入れる時にちょっと引っかかる。
ちょっと曲げたらなんとかなるレベル。
個人的意見
効率上げるためには必須アイテム
時間を掛けて良いのであれば無くてもなんとかなる
炭【オガ炭】
炭の種類は「マングローブ炭」「黒炭」「白炭」「オガ炭」
BBQの炭は何も考えずにただのマングローブ炭を使ってきたが
オガ炭+火おこし器に変えたことによりコスパと段取りが改善された。
オガ炭のメリット
火持ちが良い
炎が上がりにくく、煙が少ない
形が揃っており使いやすい
爆ぜない
消し炭が再利用可能
オガ炭のデメリット
火付けに時間がかかる
※火おこし器を使うことにより解決
【オガ炭に火を付ける方法】火おこし器の使い方
1、火おこし器にオガ炭を垂直に入れる
穴が開いてて煙突効果が期待できるから垂直の方が良いらしい
たぶん垂直じゃなくても良いと思う。
正直適当に入れてる。
2、七輪に燃えやすいもの(新聞、ダンボール、着火剤等)を入れる
着火剤を使うのが圧倒的に楽
個人的には文化たきつけが安くて好き
3、火おこし器をかぶせ30分ほど放置する
待つだけなので何もしない。
着火剤が燃え尽きても、
下の方に火がついていれば上の方まで広がってくる
20分でこんなぐらいにはなる。
4、火おこし器から七輪に炭を移す
全体的に火が回っているのを確認できたら
火ばさみ等をつかって七輪に移す
オガ炭はサイズが均一なので入れやすい。
着ききってないやつを下の方にいれて、上にはよく着いたやつを入れてます。
効率的な片付け
七輪の処理
七輪は基本的にメンテせず
炭を出して冷めるまで放置
七輪上置の処理
水で濡らしたウエスでちょっと拭く
たぶんそのうち何もしなくなる。
網の処理
網に付着した油分を洗剤で洗い流すのは手間がかかるため
脂分については毎回焼き切って処理
網はちぎれるまで再利用することにしている
油分を焼き切る方法
片面をアルミホイルで覆い火にかける
反射熱も使用することに効率が上がり、油や汚れを早く炭化する事ができる。
油が炭化する間は煙が発生するので
煙が無くなるまで焼くと割ときれいになるような気がする。
その後、アルミをとって軽く叩くと炭化した炭がパラパラととれる。
次回使う時は大体錆びているが、
鉄錆を食べた所で無害だと思っているので、
網の錆についてはあまり気にしない。
網がちぎれて、使いにくくなったときが交換のタイミング。
炭の処理
網についた油を炭化させた後に火消し壷へ投入。
火消し壺を密閉し、酸素供給源遮断することにより消化。
次回火種として使用することが出来る。
一度使った炭は何故か火がつきやすくなるらしい。
まとめ
七輪は少ない燃料で高火力(赤外線含む)
七輪上置は七輪に標準装備されてもいいレベル
オガ炭は着火すれば長持ちで使いやすいサイズ感
火消し壷+火おこし器はオガ炭の弱点の克服と能力を最大化できるチートアイテム
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