【グリベルのザック】アルパインプロ40+10が覚醒した
ザックの仕様
数年前に購入、主に日帰り登山用で季節や場所を問わず使用
特に見た目がめっちゃ気に入っている
グリベル製
【アルパインプロ40+10】
サイズ:50x35x14(cm)
容量:40+10L
重量:1,550g
メーカーカタログより
雨蓋はずしたらメチャクチャ使いやすくなった
雨蓋外す前
何年も使って、わりとボロボロです。
個人的な感想
自分の登山スタイルが、
ロープを使用する岩登り、沢登り、冬季登山を含むため
クライミング用ギアや冬季用装備を持つとなると、日帰りでも30Lでは小さい。
詳細なレビューをとしては下記の通り
容量について
40+10Lの容量は天才的
考えた人は表彰されてもいいレベル
沢、ロープを使う様なルート、冬季日帰り登山、夏のテント泊(軽量な感じのやつ)で小さすぎず、大きすぎず。
ヘルメットホルダーについて
自分の場合は、基本的にショルダーハーネスにヘルメットをぶら下げるので
あまり必要性は感じない
腰ベルトの部分のギアラックについて
右側の腰ベルトのジッパーの中に、小さいギアラックがついている
ちょっと使い道がわかりません。教えてほしいです。
ハイドレーションタンクを入れるポケットについて
ロープを使うような場面や、岩稜帯などではハイドレーションは良く使うため
ハイドレーション対応なのはすごく良い
ただ、ハイドレーションタンクをいれるポケットがあるせいで、そこにそれを入れたくなる。
ハイドレーションに水を入れるのは、出発直前でやりたいので、ハイドレーションいれるやつにハイドレーションタンクの水入ったやつを入れようと思うと、なんかもうパンパンに荷物が入っていて、せっかく前日にワクワクしながら荷物をつめて、明日天気いいし、いい山行になりそうやって思いながら詰め込んだやつを全部一回出して、荷物入れ直して・・・あああああああああああああああああああああああああああああああああああああってなる。
アイゼン止めるやーつについて
ザックの下部についてるストラップ
ここにアイゼンケースに入れたアイゼンを取り付けるとなかなかしっくりくる。
ピッケル止めるやーつについて
バックルでシャフトを止めて、ピックを差し込む方式
しっかり止まってなかなかしっくりくる
水抜き穴が無いので開けた
沢でザックの中に水が入るととんでもなく重くなるので
ハンダゴテを押し当てて穴を開け、ハトメで補強した
背負い心地について
背中の蒸れについては蒸れなかったことがないので割愛
このザックは一般登山より、登攀を伴うような場面を想定して作られていると思うので
背負った感じは正直良くない。肩も痛くなるし、腰ベルトのホールドもイマイチ。
最大のデメリット
荷物がある程度入っているときは形が崩れずにバランスが良い
装備を中から取り出しすと容量が減ってクタッとなり、バランスが崩れる
その状態で水に濡れると・・・
40+10Lという可変システムの弊害だとは思う。
雨蓋を外す行為について
雨蓋に入れていたものは
地図、行動食、ヘッドライト、計画書、雨具、ナイフ、コンパス、
雨蓋=重要でよく使うor無いと致命的なものという印象が強く有り
雨蓋を外す行為にはめちゃくちゃ抵抗があった。
雨蓋を外した状態でのパッキング
実際に日帰りの沢登り用装備をパッキングしてみた
通常登山用装備
着替え、防寒具、ツェルト、ジェットボイル、ファーストエイドキット、エマージェンシーシート、雨具、行動食、昼食、予備食、地図、計画書、トポ、カメラ、高度計、ナイフ、コンパス、等
沢登り用装備(ガチャ等)
ハーネス、ダブルロープ50m、フローティングロープ、各種カム、各種スリング、ATC、プルージックロープ、沢バイル等
ロープがめっちゃ止まる
雨蓋を外したことによってロープを止めるストラップ&バックルが増加
サイドジッパーの真意に気づく
使わんなぁーと思ってたサイドジッパーがめっちゃ使える
今まで使えない扱いしてスミマセンでした。
まとめ
- アルパインプロ40+10は雨蓋外してからが性能が発揮される(?)
- 見た目がめちゃくちゃ気に入ってるので、まだまだ使いたい
- 背負い心地はオスプレイケストレル38のが良い
コメント