玄米は最強の保存食?農家がおすすめするお米の買い方

2025年稲刈り 生活

こんにちは。普段は鈴鹿市で子ども向けプログラミング教室「プロクラ鈴鹿校」を運営していますが、農繁期には実家の農業を手伝っています。
今年も無事に稲刈りを終え、収穫の季節を迎えることができました。

今年は特に暑い日が多く、雨も少なかったため、去年ほどの収穫量にはなりませんでした。とはいえ、極端に不作ということはなく、品質も安定しています。津市自体が水不足になることもなく、まずまずの出来といえる年でした。

我が家では収穫したお米はこれまで通り JAや契約先に出荷 しており、小売販売はしていません。
そのため宣伝ではなく、農家の立場から 「お米をどう買うと良いか」 を生活者の皆さんにお伝えしたいと思います。


結論:玄米で購入するのがおすすめ

玄米のメリット

  • 長持ちする:保存性が高く数か月以上美味しさを保てる
  • 価格が安い:精米済みより割安
  • 美味しい:食べる分だけ精米すれば精米したての香りと味わい
  • 栄養価が高い:玄米のまま食べれば食物繊維やビタミンをしっかり摂取

玄米のデメリット

  • 精米の手間がある:コイン精米所や家庭用精米機が必要
  • 重量が減る:10kgの玄米を精米すると白米は約9kg程度

コイン精米所の使い方

スーパーや街中にある コイン精米所 を使えば、誰でも簡単に精米できます。

  1. 玄米を袋ごと持ち込む
  2. 精米機にお米を入れる
  3. 精米度(白米・七分づき・五分づきなど)を選ぶ
  4. 料金(100円程度)を投入
  5. 数分待つと精米完了

精米度の違い

精米度によって栄養価や味わいが変わります。

  • 玄米(0%):栄養価が最も高いが食感は硬め
  • 五分づき:玄米と白米の中間、栄養を残しつつ食べやすい
  • 七分づき:食べやすさと栄養のバランスが良い
  • 白米(100%):最も一般的で食べやすいが保存性は低い

玄米で保存すると長持ちする理由

精米した白米はぬか層が取り除かれているため酸化が早く、黄ばみや匂いが出やすいです。
一方、玄米はぬか層が残っているため米粒を守り、劣化の進行が遅く保存性が高い のが特徴です。

  • 白米の保存目安:夏場で約1か月
  • 玄米の保存目安:数か月〜半年以上

玄米の保存方法

玄米を美味しく長持ちさせるには、保存環境が大切です。

  • 直射日光を避ける:日陰や涼しい場所で保存
  • 湿気に注意:虫やカビを防ぐため密閉容器や米びつを利用
  • 米袋はしっかり閉める:開けっぱなしだと虫がわきます
  • 冷蔵庫保存も安心:野菜室など低温での保管で劣化や虫を防止

我が家では今でも「米専用冷蔵庫」に入りきらない分は 倉庫で保存 しています。玄米であれば常温の倉庫でも問題ありません。

昔は冷蔵庫がなかったため、農家では 土蔵 にお米を保存していました。蔵は温度・湿度が安定しており、玄米を長期保存するのに最適でした。

そして何より、保存方法が良ければ玄米は1年以上持つ のです。


精米の工夫

家庭用精米機を導入すればさらに便利です。

  • 食べたい分だけ精米して常に新鮮なご飯
  • 「今日は五分づき」「明日は白米」と精米度を変えられる
  • 玄米のまま保存できるので劣化や虫の心配が少ない

まとめ

お米は毎日の食卓を支える主食だからこそ、どう買うか・どう保存するか が大切です。

農家としておすすめしたいのは、
「玄米で購入し、必要な分だけ精米して食べる」 という方法。

手間はかかりますが、その分「美味しさ」「保存性」「お得さ」「精米度を選ぶ楽しさ」を実感できます。
特に玄米は、保存方法が良ければ1年以上持つ という大きな強みがあります。

我が家のお米はJAや契約先に出荷していますが、スーパーや米屋さんでお米を選ぶときに、ぜひ「玄米で買って保存し、精米度を選ぶ」体験を取り入れてみてください。

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