この記事を読むとわかること
- SNS広告の「性格診断」で、知らぬ間に月額課金が始まる仕組み
- Mypersonalitylabに対して全額返金を勝ち取るまでの具体的な手順
- 英語でのサポート交渉の進め方(テンプレ付き)
- カードを止めるべきかどうかの判断基準
はじめに
デジタルとリアルの良いとこ取りを模索しながら、楽しんで生きている「ひろすぎ」です。
SNSで流行っている「16タイプ性格診断」、一度は試してみたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
私も先日、Instagramの広告で見かけた診断サービスをサラッと試したら、気づかないうちに月額$28.80(約4,300円)の課金が始まっていました。
……いや、マジか😅
結論から言うと、諦めずに証拠を積み上げてサポートに連絡し続けたら、全額返金されました。
この記事では、被害の経緯から返金交渉の実際のやり取りまでを全部公開します。
同じ被害に遭った方、または「怪しいな…」と思っている方の参考になれば幸いです。
きっかけはクレカ会社からの「不正利用確認」
事の始まりは、クレジットカード会社から届いた「不正利用の可能性がある取引を確認してください」という通知でした。
明細を確認したところ、見慣れない「PERSONALITYLAB」という名目で$28.80の請求が。

思い出してみると、数ヶ月前にInstagram(かFacebook)の広告で見かけた、MBTIタイプの診断サービスを利用していました。

↑こんなやつ
その時に支払ったのは$1.98(約300円)。
診断結果を見るための1回きりの支払いだと思っていたので、まさか月額課金になっているとは思いませんでした。
「え、たった300円の診断を試しただけで毎月4,300円!?」ってなりますよね。なりました。
Mypersonalitylabとはどんなサービスか
Mypersonalitylab(マイパーソナリティラボ)は、SNS広告を入り口にする性格診断サービスです。
結論から言うと、法律的には問題のないビジネスモデルですが、消費者にとって非常にわかりにくい仕組みになっています。
サービスの仕組み
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 入り口 | 「$1.98でMBTI診断ができる」というSNS広告 |
| 購入後に届くメール | 小さく「7日後に月額$28.80で自動更新」と明記 |
| 解約方法 | わかりやすいボタンはなく、サポートへのメール連絡が必要 |
「書いてあった」という事実があるため、法的には消費者が同意したとみなされる可能性が高い構造です。
なぜこういうビジネスモデルが成り立つのか
これは「ネガティブオプション・マーケティング」と呼ばれる手法です。
ネガティブオプション・マーケティングとは?
消費者が明示的に拒否しない限り、自動的にサービスが継続される仕組みのこと。海外のデジタルサービスでは珍しくありません。
収益の構造はシンプルです。
- 安い初回価格で多くの人に試してもらう
- 気づかずそのまま課金が続く人が収益の大半を占める
- 強く抗議してきた人だけ返金して「問題なし」という実績を作る
つまり、「気づかない人」から収益を得るモデルです。
違法ではない。でも消費者にとって公平とは言いにくい。
こうしたサービスが世界中で問題視されているのはそういう理由からです。
複数の窓口が存在する理由
今回の対応でわかったのが、3つの異なる窓口が存在していたということ。これがまた厄介でした。
| 名前 | 役割 |
|---|---|
| Mypersonalitylab / Personalityos | 実際のサービス運営・請求・返金処理 |
| Mypersonality.net | サポート窓口①(「うちは関係ない」と回答) |
| Personality.co | サポート窓口②(「うちは関係ない」と回答) |
そしてカード明細には「PERSONALITYLAB」という、またちょっと違う名前で表示されます。
消費者が問い合わせたときの流れを図にするとこうなります。
消費者が問い合わせる
↓
Personality.co / Mypersonality.net(最初の窓口)
→「うちは関係ない。mypersonalitylab.comに聞いて」
↓
多くの消費者がここで諦める ← ポイント!
↓
諦めずに証拠を持ってmypersonalitylab.comに連絡した人だけ
→ 返金処理(チャージバックリスクを避けるため)
これが消費者を疲弊させて諦めさせるための構造なのか、単なる業務委託の形なのかは断言できません。
ただ、「どこに連絡すればいいかわからない」という状況が、結果的に消費者の不利に働いているのは事実です。
返金までの道のり
ここからが本番です。実際にヒロスギがやった手順を、順を追って説明します。
Step 1: まず証拠を揃える
返金を勝ち取るために一番重要だったのは、メール履歴の掘り起こしでした。
Gmailを「mypersonalitylab」で検索します。すると、以下のメールが出てきました。
| 日付 | 内容 | 金額 | 注文番号 |
|---|---|---|---|
| 1月4日 | 初回購入の注文確認 | $1.98 | #FO8675067581672609 |
| 3月13日 | 1回目の更新通知 | $28.80 | — |
| 4月12日 | 2回目の更新通知 | $28.80 | #B17707569729172302946804 |
「1回きりのつもり」でも、相手のシステムには3ヶ月分の記録があるわけです。
👉 ポイント: メールの検索ワードは mypersonalitylab、personalitylab、personality など複数試すこと。迷惑メールフォルダも必ずチェック!

Step 2: サポートへの連絡
まず support@mypersonalitylab.com に返金要求のメールを送りました。
すると、別の窓口から「うちはPERSONALITYLABとは別会社だ」という返答が届きました。
support@mypersonalitylab.com からは「サブスクを解約しました」という通知が。
「関係ない」と言った窓口と、「解約した」と言ってきた窓口が同一ドメインから来ているという矛盾が生じました。
この矛盾こそが最大の武器になりました💪
Step 3: 複数の窓口に一斉連絡
相手が「別会社だ」と言い逃れできないよう、関連するすべての窓口に、以下の内容をメールしました。
送信先:
support@mypersonalitylab.comsupport@mypersonality.netsupport@personality.co
メールに含めた内容:
- 1月からの全注文番号と金額
- 「別会社」と回答した窓口と「解約した」と回答した窓口が同一組織であることの矛盾の指摘
- 「24時間以内に返金確認がなければカード会社に正式な調査を依頼する」という通告

その後、Personality.co の担当者「James Smith」から「アカウントが見つからない」という返答が来ましたが、1月の初回購入メールのスクリーンショットを含む証拠画像を送付したところ…
結果: ついに返金通知が届く
We have approved your refund request and have issued a refund for you. REFUND SUMMARY: $28.80
返金が承認されました! 🎉

返金を勝ち取るためにやったこと・やらなかったこと
✅ やったこと
| 行動 | 効果 |
|---|---|
| メール履歴を全部掘り起こす(初回から最新まで) | 相手に「すべて把握している」と示せた |
| 複数の窓口の矛盾を論理的に指摘する | 「別会社」の言い逃れを封じた |
| 証拠のスクリーンショットを添付する(個人情報は黒塗り) | 「アカウントが見つからない」への反証 |
| 「カード会社に報告済み」と伝える | これが一番プレッシャーになる |
| 英語で、しかし攻撃的にならずに毅然と書く | 対応を引き出しやすくなる |
❌ やらなかったこと
- メール内の「返金リクエスト」ボタンを押す(さらなる情報収集の罠の可能性)
- 相手の言葉だけを信じてカード明細の確認を怠る
⚠️ 重要: 相手のメール内のリンクやボタンは、追加でクレジットカード情報の入力を求められる可能性があります。メールに直接返信する方が安全です。
カードを止めるべき?判断の基準
これが一番悩むポイントだと思います。
結論から言うと、状況によって答えが変わります。
止めなくていいケース
以下がすべて当てはまるなら、止めなくて大丈夫です。
- ✅ 解約通知メールが届いている
- ✅ 返金が完了している(または返金交渉中)
- ✅ カードの利用通知をONにできる
この場合は、2〜3ヶ月だけ明細を注意して見ておけば十分かと思われます。
このタイプのサービスの収益モデルは「気づかない人からサブスク料金を取り続けること」です。
カード情報を別の不正利用に使うと、決済代行会社から即座にアカウント停止になるため、合理的に考えてそこまでするリスクは低いと考えられます。
止めたほうがいいケース
- ❌ 解約を申請したのに翌月また請求が来た
- ❌ サポートからの返答がなく、交渉が進まない
- ❌ このカードを日常的に多用しているので、万が一のリスクを取りたくない
この場合はカード会社に「不正利用の可能性がある」として解約・再発行を依頼するのが確実です。
カードを止める場合の注意点
再発行すると、登録しているすべてのサービスのカード情報を更新する必要があります。
- 公共料金の自動引き落とし
- Netflix や Spotify などのサブスク
- Amazon や Apple のお支払い情報
手間はかかりますが、「これ以上何もしたくない、確実に縁を切りたい」という方には一番スッキリする方法です。
これは私だけの話ではない
「自分だけが引っかかってしまった」と思うかもしれません。でも実は、このトラブルは世界中・日本中で同じ被害が報告されています。
日本国内の被害状況
Yahoo!知恵袋には、まったく同じ内容の相談が多数投稿されています。
- 「Mypersonalityというサイトにサブスク登録をしてしまいました」
- 「解約しようとメールしたが解約してくれない」
- 「気づかずにサブスク登録をしてしまいました」
2025年後半から日本からの相談が急増しており、SNS広告の日本語ターゲティングが強化されていると思われます。
海外の被害パターン
| 国・地域 | 初回料金 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 日本 | $1.98(約300円) | $28.80(約4,300円) |
| 英国 | £1.98 | £9.89〜 |
| 米国 | $1.95 | $29.95 |
| 欧州 | 10ユーロ | 30ユーロ |
金額は地域によって微妙に異なりますが、「安い初回料金で釣って月額課金」という構造はすべて共通しています。
確認されている関連サイト一覧
調査の結果、このグループが運営していると思われるサイトがさらに見つかりました。
mypersonality.netmypersonalitylab.compersonalitylab.netpersonalitylab.orgmy-personality-test.comthepersonalitylab.orgpersonality.co
サイト名は違っても、入口となる広告の手法、料金体系、サポートの対応パターンがすべて同じです。
⚠️ SNS広告でこれらのサイト名を見かけたら、絶対に利用しないでください。
BBBとレビューサイトでの評価
| サイト | 評価 |
|---|---|
| BBB(米国消費者保護団体) | 詐欺追跡リストに登録済み |
| Trustpilot | mypersonalitylab.comはほぼ否定的レビュー |
| ScamAdviser | 「詐欺の可能性あり」と評価 |
| ScamPulse | mypersonality.netの被害報告多数 |
ただし、Trustpilotには「返金してもらえた」という肯定的なレビューも存在します。
抗議すれば返金される可能性はある。でも最初からこの構造に巻き込まれないのが一番、というのが現実的な評価です。
まとめ
今回の経験をまとめると、こうなります。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 罠の構造 | 「$1.98の診断」は7日後に月額$28.80の自動更新に変わる |
| 返金の方法 | 諦めずに証拠を積み上げ、複数窓口に一斉連絡 |
| 最大の抑止力 | 「カード会社に報告した」という一言 |
SNS広告からの外部サービスを利用する際は、必ず利用規約の「自動更新」の箇所を確認するようにしましょう。
このブログが、同じ被害に遭った方の少しでも助けになれば嬉しいです。
P.S. 今回のやり取りでは、翻訳や文章作成にAIを活用しました。英語でのサポート交渉に自信がない方も、翻訳ツールとこの記事を組み合わせて使えば、十分対応できるはずです。
最後に:転んでもタダでは起きないために
今回の件で、私が「これだけは準備しておきたい」と思った3つの備えをまとめました。
- 【まずは知識】 正しい16タイプ診断を知るための本を読んでみる
- 【即効性の武器】 私が今回使ったようなAIの活用術を身につける
- 【一生モノの防衛】 二度と泣き寝入りしないための英語コーチングに挑戦する
ご自身のライフスタイルに合わせて、一つだけでも準備しておくと安心ですよ。
・SNSの性格診断でモヤモヤするくらいなら、こうした信頼できる書籍を一冊持っておくのが一番の近道です。正しい知識は、自分を守る最大の武器になります。
【武器】
・SNS広告の罠は巧妙ですが、AIという武器を持っていれば、一人で立ち向かうことができます。
「AIに使われる側」ではなく「使いこなす側」になって、自分の身と時間を守るスキルを磨いてみませんか?
基礎マスターコース
【防衛】
・今回はAIを駆使してなんとか返金まで漕ぎ着けましたが、もし自分に「毅然と主張できる英語力」があれば、もっと早く、もっとスマートに解決できていたはずです。
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